2023.04.25
御殿堰を活かしたまちづくり
七日町地区の街路事業区間には、歴史的観光資源である御殿堰や歴史的建造物を有する料亭が存在し、『山形市中心市街地グランドデザイン』で“戦略的景観構築ブロック”及び“料亭文化ゾーン”に位置付けられておりますが、活用が図られていない状況です。また、都市計画道路沿線の宅地について、街路整備した場合、土地が不整形になり、狭小及び低未利用地が増加して、有効的に土地利用が図られないことが懸念されています。 そこで、街路事業に併せて区画整理を実施して「小径と余白のある町」をコンセプトに御殿堰や料亭文化を活かした連続的な歩行空間や風情ある空間創出を行い、歩いて楽しめる、魅力あるまちづくりを行います。 令和4年度は、事業計画案及び換地計画案の策定、区画整理の事業認可を行いました。 山形市では、中心市街地の活性化に結び付く街路整備を行い、街なかの回遊性向上及び賑わいの創出にこれからも一層尽力してまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。