近年、福祉制度や相談支援機関等それぞれだけでは解決できない、複雑化・複合化した問題を抱えた方や、制度の狭間にある方を支援する仕組みが必要となっています。
いただきましたご寄附は、「福祉まるごと支援事業」に活用しています。
「福祉まるごと支援事業」は、山形市役所と山形市社会福祉協議会に社会福祉士等の資格を有する専門員(福祉まるごと相談員等)を配置し、相談支援機関が連携する体制の構築や、複雑な問題を抱える方などの支援を行っています。
取組の一つに、働くことに自信がない方や、人との関わりが久しくなっている方の社会参加の一歩として参加できる「チャレンジ就労」という活動があります。
令和4年度は薪づくりやペンキ塗りなどの活動に、延べ65名の方が参加されました。やりがいを感じることで、外に出るきっかけになっているようです。
山形市では、引き続き地域共生社会の実現を目指し、これからも一層尽力してまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。