市内30地区の中から特に公共交通の必要性が高い地区として選定したモデル地区(金井地区西部、村木沢地区、滝山地区、楯山地区)を対象に、地元住民と連携しながら新たな公共交通の導入に向けた具体的な検討を行い、金井西部地区及び村木沢地区については実証運行を行いました。
また、「高齢者等の不安と多用なニーズへの対応」、「利用が伸びない公共交通サービス」、「日常生活における自家用車の多用」といった山形市を取り巻く公共交通の課題に対応するため、既存の公共交通サービスとICT等の新技術を活用した新しい交通サービスを連携し、多様な交通手段の選択を可能とするやまがたMaaS「らくのる」がスタートしました。
更に、山形市地域公共交通計画のネットワークビジョンの構成要素である「交通結節点」の具体化に向け、交通結節点の候補地や必要な機能などについて取り纏めた「山形市交通結節点整備方針」において優先度が高い結節点の候補地3箇所について、「交通結節点整備基本構想」の策定に向けた検討を行いました。
市民の移動ニーズにきめ細やかに対応した、効率的で効果的な公共交通の実現を目指してまいりたいと考えておりますので、今後も引き続き、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
寄附金の使い道と活用事業
2023.04.25